近年の日本では、庶民は常に消費税の税率アップの恐怖にさらされています。政治家の決まり文句は「日本は世界に比べて消費税率は低い」と言われますが、消費税率だけ比較してみると、確かに日本の税率は安くみえます。しかし問題なのは、日本では高額商品や食料品などの生活必需品にも、一律に税金を掛けていますが、イギリス等では、食料品の消費税は無税に設定されています。高額商品と生活必需品の税率をきっちり分けている国のほうが、世界的にはるかに多いのです。
またスウェーデンなど北欧諸国では、税率が高い代わりに社会福祉が日本と比べものにならない位に充実しています。だから高税率でも、庶民から不満はほとんど聞かれません。
日本ではお金持ちや年金暮らしのお年寄りにも、一律同等に負担を求めている上に、国の社会福祉保障も削減しようとしています。消費税を決める政治家や官僚は一切痛みを伴わず、庶民にだけ国の負担を押し付けようとしているのではないでしょうか。政治家は「国の財政を立て直すのには、消費税アップは避けられない」などと言っていますが、財政が苦しいのなら、歳出を抑えればいいだけの話です。政治家や官僚が、自分の利権を通し切っているように思いませんか。
世界の国々の消費税率比較表
国名 消費税率(%) 食料品の消費税率(%)
イギリス 17.5 0
ノルウェー 24 12
スウェーデン 25 12
デンマーク 25 25
日本 5→15? 5→15?

