独特のほろ苦さがある花茎を味わう菜の花は、早春のシンボル。栄養価も高いので、おひたしやあえものだけでなく、もっといろいろな料理に使いたい野菜です。緑が濃く、つぼみが開いていないものを選びましょう。
春の料理には苦味を盛れ
活動を控えがちな冬から躍動的な春に変わるとき、体は良質なたんぱく質や各種ビタミン、ミネラルを必要とするといわれます。それに応えるのが苦味を含んだ山菜や新芽、若い葉などの春の食材。生長部である花茎を食べる菜の花、「なばな」「おいしい菜」などの商品名で出回る仲間もその代表です。また春は、進学や就職、転勤などで生活環境が変わり、精神的なストレスも募る時期。菜の花の豊富なカルシウムやビタミンB群は、精神を安定させる働きもあります。